第7話 「ミユキぃ..もう第七話だぜェ?イツんなったら本題に入んだよお?」

「久し振り!」

 

 地球人の皆んな、私のお話を第六話まで読んだ人間は、もう既に死んでるかしら?

「死んでるわよねッ?!何せ寿命が無いに等しい地球人民族だもんね!」


 ミユキよ。

 宇宙店主の宇宙人事情が在って、暫くの間だけど、全宇宙空間時間を一時停止してたの。惑星地球以外。だからアンタ達だけ確実に死んでる筈。ウケる!


 エっ?宇宙店主って、一体誰かって?

 宇宙店主はねェ..私のオヂサン!だけど母方なのか?父方なのか?私には分かんない。未だソコまで話を考えて無いの。

 

 けどね、ハッキリと云える事は、宇宙店主のオヂサンは惑星地球で、『宇宙書店』って云う本屋さんを営んでて、この私の『ミユキ、職安で働いています。』も発売されてるの。

「宜しくうッ!」

 


 今ね、実はアレから、未だ自分のブースにも入って居ないで、休憩室で同僚達と談笑中なんだけど。


 命令しないで。

 私の宇宙人人生よ。

 イツ仕事をするかなんて私が決める事。

 ミチオ君?嫌なら何時でも地球に帰んな。

 地球人読者の皆んな?嫌なら御目目を閉じて、読むのを止めな。

「キャハッ!どお?視界が急に暗くなったでしょ?!」

 

 其処が宇宙よ。


 

 ミユキ

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