第4話 今日の宇宙店主
皆さん、どうも宇宙店主です。
オヤオヤ..前回の『第三話 今日の宇宙店主』から、既に惑星地球では五地球万年も経って居たのですね。其れは如何もチト連載が遅れてスミマセン。
地球人民族の平均寿命が、大体八〇歳として..ア..
「と云う事は、今作の『第四話 今日の宇宙店主』をご覧の皆さんは、新たな地球人読者と云う計算になりますね!」
と云う事で、ココからは『第一話 今日の宇宙店主』へと、本書の項をお戻し下さい。
では。
宇宙店主
「冗談デスよ!」
初めまして!宇宙店主ですよ。
正真正銘、本物の宇宙店主ですよ!小汚い御手手でコノ宇宙店主に触れないで下さいね?!穢らわしい。
デハ、又新たな地球人読者の皆さんとの出逢いを感謝致しまして、今回はコノ宇宙店主の大好物を皆さんに御紹介したいと思います。
『ハッ!ピータァァンッ』
この宇宙店主、最近は日本の御菓子のハッピーターンが大好きで、良く食して居ります。
宇宙船の操縦を、自動操縦と云う名の“手ブラ運転”に設定。
「ええ、確かに違法宇宙船運転ですが、ソレが何か問題でも?」
有りと有らゆる宇宙店主の御手手を駆使し、有りっ丈のハッピーターンを食して居た宇宙店主。堂々と宇宙船操縦違反法に引っ掛かって居りますが、良いのです。此方は宇宙、地球では在りません。実際には宇宙世界でも違反行為なのですが、この宇宙店主、
「ドンと来い。」
宇宙船の丸い小窓から、太陽系高速宇宙道の天王星の出口から降りた後、丁度、通りがかった宇宙空間で、お祭りが催されて居たので、宇宙船を一時停止させて、ホンの一瞬の地球時間だったのですが、ハッピーターンを食しながら、其方のお祭りの様子を宇宙船内から眺めて居ただけの事なんですけどね。其れでモゥ地球では五地球万年も経って居たのですね!
地球は“時”が過ぎるのが早いですね!
文明の進化はとても遅いのですが。
このハッピーターンは、初めて地球上に宇宙書店の実店舗の場所の下見に訪れた際、フラリと立ち寄ったコンビニエンスストアーで宇宙店主の目に入り、試しで購入して以来の良い友好関係が続いて居ります。
この「ネチョッ」とした商品の両面に施された、塩味だか?コンソメ味だか?全く分からない、細長くて、非常に繊細で脆い本体部分。気を抜くと、地球人の図太いココロの様に、直ぐにも折れてしまいそうな本体部分。先ずは其のまま口に頬張るのでは無く、全身を舐め廻してあげるのです。ハッピーターンを焦らすのです。
ア、良いですか?ハッピーターンを優しく包み込んで居る、包装用のプラスティックドレス。ソチラも、
「レロレロ、レロリンコ!」
十二分に舐めて差し上げるのですよ?最低限の礼儀ですね。
後の作法は、各自にお任せ致します。
アァ、そうそう、そうですね。この宇宙店主がハッピーターンに対して、非常に感銘を受けたのが、ハッピーターンの斬新なプレゼンテーションです。
一枚のプラスティックシートを使い、飴玉を包むかの手法にて、おかき的な立ち位置のハッピーターンを優しく包んで居る辺りが、大の大人の地球人でも、思わず身長がマイナス一五〇センチメートル位は縮んでは、然しソノ『亀田製菓』の遊び心を愉しんでしまうと云う罪悪感。そして其のまま身長は元には戻らない!と云った嬉しい誤算アリ。
商品はと云うと、快感を覚える程の良い具合のサクサクとした食感。肉親で在る『亀田製菓』の、子供で在るハッピーターンへの愛情をヒシヒシと感じてしまいますね!思わず嫉妬してしまいそうです。嫉妬心の余り、ウッカリ、ハッピーターンを店頭にて万引きしてしまいそうになりますね!
聞くトコロによると、あの巻き巻き作業、実は手作業。工場には、常に四億名程のハッピーターン巻きのパート勤務の方々が常勤して居られるみたいですよ。
「憶測ですけどね。」
然しコノ宇宙店主、たった微量の宇宙時間、ホンの少しの大量のハッピーターンの、主に塩っぱいプラスティックの包装紙を、
「レロレロ..」舐めながら、偶然にも通りがかったソノ祭りの様子を眺めて居ただけなのですが、其れだけの事で、地球では軽く五地球万年も経ってしまうのですね。
この宇宙店主、数回程「五地球万年!」と、連呼して居る描写が在りますが、其れだけ驚いて居るのです。
惑星地球の中の様々な国に当て嵌められた、絶対的なミミッチイ法律と一緒で、宇宙世界にも一応は其れらしきモノも存在し、其れに沿った生き方を実践すると云う、伝統を重んじた宇宙世界の地域も確かに存在します。
デスガそう云った宇宙地域は、其の頑固さのせいで、宇宙世界の中でもカナリ文明は遅れて居ます。
「惑星地球を筆頭に。」
いえいえ、別にコノ宇宙店主、地球人を馬鹿にしている訳では在りませんよ!小馬鹿にして居るだけですから、悪しからず。
まぁ然し、殆どの宇宙人は自身の宇宙時間空間の中で、自由気ままに棲息して居ります。何せ、地球人にはお馴染みの『タイムスリップ』や、『タイムワープ』等の技を、我々、地球人民族以外の宇宙人民族、皆が持ち合わせて居るので、結論を云うと“時間”と呼ばれる『有害物質』には依存して居ない、架空の生物なのですね。
「もしも時間に遅れたら、時間を巻き戻してしまえ。もしも時間が早過ぎても、時間を巻き戻してしまえ。」
様々な宇宙時間が存在し、行き来する宇宙空間。定られた宇宙時間の軸は無し。
トドのつまりが『ゼロ』の世界、『無』の空間、其れが宇宙です。
『決して、待ち合わせには時間通りには来ない。』
『決して、職場や学校には時間通りには現れない。』
「言い訳です。」
さて、先ずは開き直りましょう。地球人がヨク苦し紛れに活用する“言い訳”を、一宇宙人の解釈でお送りしてみました。
商品の入荷が『天王星商店街祭り』のせいで大幅に遅れてしまい、本当に申し訳在りません。
如何でしたか?職場や学び舎で、この宇宙店主が言った“言い訳”、どうぞ活用してみて下さい。
面と向かって言われた犠牲者の皆さん方、『宇宙』と云う言葉が思わず出て来て、慌ててしまうのでは?
地球人民族には、未だ摩訶不思議な異次元世界の“宇宙”。ガンガンに言い訳として活用して下さいね!“宇宙”を知らなければ、流石にドノ様な偉地球人でも、「ギャフンっ!」グウの音も出る事は無いでしょう。
イザとなったら“宇宙”!
コレで更に仕事や勉学に、適当且つ良い加減にハリが出て来ますね!
因みに宇宙世界の宇宙人達の間では、『タイムスリップ』や『タイムワープ』以外にも、様々な技が活用されては親しまれて居ります。此方に付いては又いずれ..。
然し本来、我々宇宙人と地球人民族とは、全く接点が無い筈なのに、一体何処から地球発、宇宙世界のホンの入口まで着。
即ち“月”まで飛行出来る技術が生まれたのでしょうか?宇宙世界からモシカシテ漏れたのでしょうか?
宇宙店主からすると、地球人の自作ロケットは、チト原始的な仕上がりですが、其れでも確かに“月”には到達して居ります。
宇宙人が地球人を演じて、惑星地球の何処かの国に棲息して居て、地球人に手を貸して宇宙ロケットを造ったのか?
其れとも、何処かの惑星の宇宙人の子供がお父さんから買って貰った、子供用宇宙船玩具の取り扱い説明書。ウッカリ宇宙世界から落としてしまい、ソレが流れ流れて地球に辿り着き、何処かの好奇心旺盛な地球人が、完全なる宇宙語で書かれて居た取り扱い説明書を、翻訳出来る能力を持って居た..とか?
色々と想像して行くと、かなりロマンティックな気分に浸れますね。地球人はホント好きですものね。
「ロマンティック..」
そんな宇宙店主も、地球人熱に冒されたのか?最近はソノ感情に嵌って、敢えて地球上での地球人との待ち合わせ場所には、一地球年前から待って居る様、心掛けて居ります。
「大好きな誰かを待ち続けて居るアノ時間..ロマンティックですよね?」
では。
宇宙店主
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