第2話事のはじまり

私は如月凜(きさらぎりん)。至って普通の高1女子だ、姫女子という事だけを除けば。わからない人に説明するといわゆるガールズラブ(女子同士の恋愛)が好きな女子だ。男子の場合は姫女子をどうゆうのか、男子が嫌いなので知らない。私にはある秘密がある。幼馴染の早乙女翠(さおとめすい)にも秘密にしていることだ。それは、、、、中1の頃から翠を恋愛的に好きなことだ。片思いをしている。そんな私は翠が

朝あんな事を言うことは全く知らなかったのだ。

「おはよー!翠!」私はいつもの様に翠に抱きつき、声をかける。彼女は小説を読んでいるようだ。しかも百合小説の。「おはよ、凜今日も元気だね」私に気づいた翠は頭だけ振り返って

そう淡々と話す。百合小説は開いたままだ。「あ、そういえば翠、あの百合小説面白かった?」何かを思い出した素振りを見せ、私に質問を投げかけた。「あ、あれ面白かったよ!初々しい感じがあっていいよね!」私は聞かれてすぐに思い出し、すぐに翠に借りた百合小説感想を述べた。「だよね!それで相談なんだけど、、、実際に百合小説でしてることをしてみない?いわゆるビジネスカップル的な感じで、、、」一瞬笑顔を浮かべた後少し気まずそうな感じで語りかけてきた。「いいよ!!!ビジネスカップルやろう!!!」私はもしかしたら翠に好きになってもらえるのではと思いすぐに返事した。それから私たちはビジネスカップルになり、いつもと違う日常が始まった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る