緋雪様、こんにちは😊
奈緒さんの生育環境が彼女の精神をも蝕んでしまって目の前の伊織くんの真実の愛も見落としてしまったのですね。
伊織くんに愛されたかったけど拒まれてこんな自分に嫌気がさしたと思い込んでますます人生の限界を感じてしまったのでしょうね。
真実を知った美和さんも辛いですね。
作者からの返信
のこさん、コメントありがとうございます。
そうですね。
もし、もっと普通に生きてこられていれば……病気は仕方なかったにしても、もっと穏やかな心で過ごせたでしょうね。
どんな酷い仕打ちに合うよりも、一番好きだった人から拒否されたことが辛かったのですね。伊織はそんなつもりではなかったにせよ。
このどうしようもなく辛い、奈緒の告白を聞いて、美和になにができたでしょう。
次回、最終回です。
奈緒さん、辛かったですね。
生きるのに疲れて、疲れて、それでもボランティアをして弟さんを理解しようとして。
必死に明るい方に手を伸ばして頑張っていたのだろうなと思います。
それなのの、とても悲しくて残念です。
手を伸ばした先の伊織くんはちゃんとその手を取っていたのに。
奈緒さんにはそれに気づけなかったのでしょうね。
作者からの返信
つむぎさん、コメントありがとうございます。
奈緒は頑張っていましたね。
自分を変えようと。
決してそれは自分のせいではなかった暗い穴から這い出そうとしていました。
あんなに嫉妬していた弟のことまで理解しようとしていました。
なのに……。
彼女の生育環境の酷さからですよね、伊織の本当の気持ちに気付けなかった。
肉体関係のない「愛」というものがあるということさえ知らなかったのではないでしょうか。
残念なことです。
奈緒さんが本当の愛に触れることができずに亡くなってしまったこと、本当に残念に思います。それもこれも彼女を蝕んでいた過去の家庭環境のせいなのですね。
親ガチャなんて言葉がありますけど、彼女に与えられたのはその底辺にある境遇だと感じます。
しかも心臓に不治の病まで抱えていて、神はなぜ彼女になにも与えなかったのかと憤りさえ感じるほどです。
手紙によりこの事実を知ってしまった主人公はこれからどうするのでしょうか。
続きをお待ちしております。
作者からの返信
手を伸ばせば、奈緒の前には本物の愛があって、最期まで心穏やかに過ごすことができたでしょうに。精神的な繋がりを「愛」だと気付けなかったことが、奈緒の悲劇でした。
子供は親を選べません。こんな酷い環境から、誰かが助けてくれていれば……。奈緒自身が助けを求めてくれていれば……。
長くは生きられない命でも、幸せを掴むこともできたかもしれないのに。
手紙の最後に、彼女から頼まれることがあるのですが、それを美和はどうするのでしょう。
次回、最終回です。
性依存所だったのででょうか?出来るだけ安全で誰も傷つけないなら、大人になってからは、自分の好きな性生活をすれば良いと、個人的には思います。しかし、幼い頃から虐待されていると、本当に自分が望む生活(性的な事以外も含めて)をするのは無理なのではないかと思います。自分だけで解決しようとせずに助けを求めるべきだったのでしょうが、自分を含めて、誰もそれに気づかなかったのが悲劇なのでしょう。普通、こんな人が身近にいるとは思えないですから、周りが気付かずなくても不思議ではないと思います。父親によって虐待されながら育ったので、周りに知られない術を習得していたのも悲劇の一因でしょうか?
現実では、その上、日本の性教育は退化したと聞きます(あの暗殺されてた元首相の下、統一教会の影響で)。
作者からの返信
fumiyaさん、コメントありがとうございます。
依存症だったのでしょうね。
本当は、専門医にかかれば、治療の道もあったのでしょうが……。
依存症というのは、対象が何にせよ、それを患っている人にとっては苦痛でしかなかったりします。なので、大人になっての性依存症なら迷惑かけないなら好きにしたらいいは、ちょっと辛いかな、と。ギャンブルにしても、アルコールにしても、依存症の人たちは悩んで苦しんでいますから。
奈緒の悲劇の原因を作ったのは、間違いなく父親です。でも、弟のことを守るのに精一杯だった母親にも責任があると思います。彼女は、ただただ愛されたかったのだと思うのです。性行為は、彼女の唯一学んだ愛情の得方だったのかもしれません。
私には政治や宗教のことはわかりませんので、そこは申し訳ありません。
これは辛い……。
いおりん、拒絶じゃなくて、一晩中ハグだけでもしてあげていれば……。
この先に、救いのエピソードが入ることを願います。
作者からの返信
イルカさん、コメントありがとうございます。
いおりん(笑)。
彼にしてみれば、拒絶した気はなかったのでしょう。拒絶されたと思い込んだのは奈緒の方で。
多分、性依存だったことは、さすがに伊織にも言っていなかったでしょうから、彼も、それ以上のことを考えつかなかったのではないかと思います。
でも、そうですね。1晩中ハグしてあげていれば……違っていたかも。
救いのエピソードになるでしょうか。
ほんの少しでも、なるといいんですけど。
次回、最終回です。