第8話 もうこんな時期
「おはよう!そして、あけましておめでとう!」
年が明けた新年1月最初の登校日。
生徒たちの大きな朝の挨拶と新年恒例の挨拶。
生徒たちは寒さ関係なく「キャッキャッ」と騒ぐ。これが子供たちの「強さ」なのだろうか?
普段なら「コラッ!騒ぐんじゃーない!」と生徒たちに厳重注意をするが、今日は久しぶりで新年最初の再会ということで大目に見る。
「改めまして、おはようございます。そして、新年あけましておめでとうございます。え~今日から3学期が始まる訳ですが、3月には小6児童と中3生徒の合同卒業式が控えております。式の練習などがこれからありますので、皆さんより一層気を引き締めてください!よろしくお願い致します!」
4月に初めてこの学校に赴任してきて、もう卒業式シーズン。今年1年はいろいろな経験をこの学校でさせてもらった。
ちょっとした地域のお祭りだったり、地域の人たちも参加した運動会、本格的な雪、暖炉に使う薪割り等々…
前の学校では体験出来なかったことばかり。そういった意味では今年度はすごく濃い「1年」だったと思う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます