轟音と火花と絶叫、ステージの上にて。


胸が躍る。ステージの上にはすべてがあった。ムカつく仲間と、激しくて何よりも信頼できるたくさんの音と、聴いてくれているみんなの笑顔。


笑顔、

笑顔。


胸が、お腹の奥がうずうずする。


私は銃をお前らに向けて、引き金を引いた!

お前らは慌てふためいて目をかっ開いてる!

そうだよ、その顔を見たかったんだ!

満足そうに上から目線で笑ってるよりもそっちのがずっといいよ!


このステージをハイジャックしてるのは、この私たちなんだ。


だから私と同じくらいはしゃぎまわれ、殺すぞっ!

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