あなたを転ばせる空き缶の詩集

風邪薬

とてもあなたが憎い。黄色いふわふわした眠気の中にあなたの顔が浮かび、吐き気がする。

でも、こんな一途で不安定なラブソングを聴くと幸せだった気がしてくる。甘え方が可愛い人だったな。

咳は止まらないが、喉の痛みは引いてきた気がする。あれ、薬飲み忘れてたな。

黄色い眠気はさっきまで流れてた音楽が連れてきた催眠だったみたい、ごめんね。やっぱりあなたは嫌いです。

この駄作は、レビューが増えてきだしたこの詩集には似合わないし、読者が離れたら辛いので、昨日、燃やして捨てました。

みんなも、夏風邪には気をつけてね。