第4話
現地にはすでに大量の魔物がいた。
「あーあ、ここの魔物は“カゲ“かぁ、こいつ倒した後もドロドロするから嫌なのよね」
苺が大きくため息をついて、俺も確かに....なんて思いながら、魔物の頭を勢いよく狙う。
ステッキ越しにも伝わるベットリとした感覚。
「慣れないなぁ、」
苺はいつでも思っていることを口に出す。
俺だって確かにそうだけど....。
「まぁ、そんな文句垂れてないで...こいつら低級だ「レン危ないっ!!」...えっ?」
自分の目の前のアスファルトに大きな影ができた。きっと自分より何倍もの大きさの魔物が後ろにいるのだろう、
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