第10話
「あぁ、姫君すみません。もう、すこしですので。」
もう少しっていったいなに?!
自分の体積を余分に増やすためでしかなかったローブが落下していく自分の体に勢いよく張り付く。
....私たちいま足をしたにして堕ちているけれど、これって落下したときの衝撃が足にすごいんじゃ.....。
バチンッと勢いのいい音がした。
赤黒く、また6番さんの瞳が濁る。
「ってま?!6番まさか僕をおいていくの?!おとすだけおとしておいて?!」
遠くから聞こえるミリの声。
ミリの方をみてももうそこにはミリはいなく、
私と6番さんは地面にたっていた。
「あぁ、平気ですよあの人は。」
6番さんはさも自然にそう言う。
もしかして、ミリは上空におきっぱ?
「神様って、便利だなぁ........。」
私がその言葉を口からこぼれ落とした瞬間、空からと言うより、なにもない空間から突然現れたミリ。
「っぶないなぁ......。」
ミリはそのまま地面に座り込む。.....この人一応6番さんよりも上のランク?にいるんだよなぁ、
......てか私さっきから本当にただ受け身にされるがままについて来たりしちゃったけど、
いったいなにをするんだろ、?
6番さんは仕事から帰ってきたばっかひなのに。とか言っていたし.....。
「あ、仕事を見せてくれるんですか?!」
私は目を輝かせた。
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