第6話

えぇ....。

ブラックなのはちょっと無理だなぁ....。

私は楽に生きて楽に生活したい....。


「でもさ、6番?こーゆーところはミアだよねぇ」


私の知らないところで話がすすんでいく。

あぁ、ついていけない。

それにもう自分以外に103人もの神がいることも信じられないし。

きっと何人かキャラ被ってそう.....。


「まぁ、ヒトの世界だと十人十色?とか?あるらしいですし?でも、そうなんですかぁ....姫君の記憶が....」


6番さんはそんなにショックなのかな、

私、役に立てるかわかんないし....。

なんか期待されてるけどちょっと....。


「いや、これは喜んでるね。」


「....姫君が面倒じゃないなんて革命ですっ、どこかの世界が滅ぶんじゃないかな。あぁ、滅んだからこうなったのか..。ははっ」


じ、自己解決型だっ...。ミリの言う通りたしかにこの人色々トんでるかも...。

ん...?でもさりげなーく私が面倒だったっていってるような....。


「姫君っ、本当に待ってたんですよ....」


6番さんが抱きつく。103人もいてキャラが被らないってよりもキャラがブレてるだけなのでは....。

ミリが遠い目して口を開く。


「ふっ。本当にキャラがぶれてたらよかったんだけどね15番とかマジだるいよ。」


15番....どんどんいろんな方々が.....。


「あの、私が前回?仲良くしてた神様って、ミリと、あと6番さんも?と、あと1番さん?とかなんですかね、?」


なんか、みんな既視感を感じるような....。でも、そんなカミサマとかいう立場ならみんなと関わるかぁ、


「ふふっ。姫君はいつも百面相してますね。」


いつも...。6番さんもやつぱり私より私のことを知ってるんだなぁ、

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