第5話
まぁ、テネブルよりもクルシエの台詞がぁ......
順番的にはクルシエの台詞のせいというかおかげというかテネブルがここまで照れてるんだから。
クルシエはいつだって馬鹿げたことを言う。
いやまぁ、馬鹿なやつが言う言葉はすべて馬鹿げてるんだろうけど。
......自分でもなに言ってるかわからないな、
(それで、問題はどーするか。だよね.....。)
カードを両手に沢山抱えたフルールは死にそうな顔をしながら、もう別にUNOのことやクルシエの存在自体を忘れきって、思考に意識を移しているようだった。
まぁ別にこんな格好いい言い方に変えたって別にどーってこともないんだけどね。
私はさっとフルールの手元のカードから一枚を勝手に奪い取り、
捨てる。
ここで赤の3なら~。
フルール、リーヴァ、私、テネブル、ペティ、クルシエの順でー
まだリーヴァは終わってないから赤の3だと苦しむはず。
(まぁ、かわいいからいいかな......とか思っちゃうんだよね。)
だって仕方ない。
あんなかわいい悪魔なんだもん
クソヤンデレメンヘラなのはなんとも言えないけど。
一番の致命傷だけどね。
世界は「私を」嗤ってる @Kisaki_0924
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。世界は「私を」嗤ってるの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます