第14話
これもまた、いつかの出来事。
.........。私が思い出を振り替えるときのバリエーションは多分これくらいしかないのだろう。
本っ当に少ない。まるでペティに成長期が来るくらいの確り.......。
「俺っ........!身長3センチも延びたから!!!」
タイムリーなことにペティがこの話題を降ってくる。
「おぉ.......」
リーヴァの中身の無さそうな返事。
まぁなにも言わない私よりはマシなんだろう。
「ふっwまぁペティはアンテルにもおいついてないケドねっ。」
クルシエはいつものようにペティを煽る。
「なんだよwクルシエも変わらないだろ?w」
このプライド男はこーゆー時だけ調子が良い。
多分クルシエの台詞をリーヴァや私、テネブル、フルールが言った時にはそれはもう回収するのが面倒なくらいにキレ散らかしていただろうに。
「わぁ.....!3センチってすごいね......!」
フルールが優しくペティにいう。
「なに?煽ってんの?」
このプライド男の沸点どこにあるのだろうか。
.....なんならもうコイツ理不尽すぎだろ。
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