第3話
美樹ちゃんという女の子が、今凄い悲惨な虐めに遭っていた。
そこに私は止めに入ったんだ。
「やめなよ…」
か細い声で、30人が輪ゴムを指で飛ばすゲームの手を止めた。
「次はお前かなー」
頭の思考回路が止まった。
ああ、次は私の番なんだと。
奈落の底に落とされる、そんな気がした。
怖い、怖い、怖い。
何をされるのか、もう検討はついていたけど
何もかもから抜け出したかった。
そんな地獄が待っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます