第10話 がんばれよ!宮﨑
ヒューベルクさんに手渡された街の地図を頼りに、宿屋へ向かった。
「ヒューベルクさんいい人だったね〜」
「そうだな〜…それにしても今日は本当に疲れたよ…」
そんなこんなで地図に示された場所にある宿屋に到着した。
その宿屋はまあ一言でいうとビジネスホテルみたいな感じだった。
宿屋の中は清潔感あって、めっちゃ良かった。
「3名様ですね。ヒューベルクさんから事情はある程度聞いております。」
受付の方にそう案内された。ヒューベルクさん…話が早い…
渡された鍵には45号室、46号室と書かれていたので、その部屋に向かう。
2つ部屋が用意されたのはそりゃ
「葵は46号室じゃないのかぁっ!?」
46号室にてっきり行くのだと思っていた葵が自分のいる45号室にいた。
「いやぁ〜…だってさぁ〜」
「まあまあいいじゃないか〜」
幸介が
「それでもよ…」
「私じゃあここのベッド〜!」
「おいっ!」
あろうことか葵は自分のベッドに横たわる。
「ちょっ!そこ僕のベッドだぞぉ〜!」
とベッドに横たわる葵を
「相変わらず、仲いいなぁ〜」
「「仲良くない!」」
「息ぴったりじゃん…夫婦かよ…」
そうして幸介は荷物をまとめて、
「46号室使わせてもらうで〜あとは二人でごゆっくり〜」
「まあ頑張れよ宮﨑っ」
と言って、ニヤニヤしながらこの部屋を去っていく。
そして葵と同じ部屋で二人っきりになっていることに気づいた
「どっ…どーする…‥?」
葵に話しかけてみても返事がない…
「…」
「…」
しばらく
「と、とりあえず…ね、寝る?」
「ふろ…お風呂入りたい。」
「ああ…そっか…先入っていいぞ…」
「ありがと…」
葵は部屋着とバスタオルを持って言った。
「絶対に見ないでね…?」
「見ねえよ」
沈黙した部屋に風呂場のシャワーの音が聞こえる。
気を
「風呂上がったよ…」
頭にタオルを巻いて、部屋着を着ていた葵が話しかける。
「あぁ…」
かわいいな…
純粋にそう思った。
「”みや”は風呂…入らないの?」
「あぁ…大丈夫だよ」
結局あの時、テレビじゃ気が紛れなかったので46号室の風呂場を借りて、身体を洗
ったり、歯磨きを済ませていた。
「そろそろ寝る…から電気…消す?」
「そうだな…」
そして消灯した。
まぁ寝れるわけもなく…
(平常心。平常心。昔は一緒によく寝ていただろ!)
と心の中で
「”みや”起きてる?」
「あぁ…起きてる」
「今日は色々あったね…なんかいきなり転生したりとか…」
「そうだなぁ…」
そうだ。今日は本当に色々あった。
「ねぇ…」
回想にふけていると葵が語りかけてきた。
「今日のことは実は夢だったらどうする…?」
「夢か‥」
昔マンガで見たことがある。都合のいい展開は、1番良いと思う時に夢から目が覚め
てしまう。
しかし、
「流石に無いんじゃないか…?リアルすぎるし…」
「まぁ…そう…だよねぇ…」
眠そうな声が返ってくる。
「…」
10分くらい経った頃だろうか…横から
「よく寝れるなあ…」
「ムニャムニャ…ミ…キ」
なんか葵が言ったような気がする…まあ気の
「寝れる訳ないよなぁ…」
徹夜を覚悟して
<あとがき>
小説をいつもありがとうございます。
作者こと
誰かさんに感化(?)されて始めてみました。
完全に初心者なので(文章書くのは読書感想文以来…)
読みにくい
週2~5投稿予定です。(ほぼその日の気分次第…)
次回作もお楽しみに!!
☆☆☆
10話になったので
こんな小説ですが、なんと70PVを突破しました!
本当にありがたい限りです\(*´∀`*)/
(12時投稿守れなくてすみません…)
【お知らせ】
月1~4くらいの日曜日に短編小説とか別ジャンルの小説を出していけたらいいなあって思っています。
良ければ是非そちらもお願いしますm(_ _)m
また、11月4日から11月9日にかけて、用事で更に忙しくなってしまうので予約投稿になります。
そのため投稿の頻度が落ちるかも知れません…
以上です。
_____________
もし何か質問とかわからない所、誤字脱字、感想あれば気軽にコメントにどうぞ!
ここまで読んで頂き
(ここからは筆者のリアル話なので興味ない方は飛ばしてください)
最近成績が返ってきたのですが、まさかの美術欠点ということで
最近はどんどん涼しくなっていって、
あとは最近、
面白そうなタイトルとかは思い浮かぶのですが、具体的な内容があんまり思いつかない…(´;ω;`)
それにしてもあんまり疲れが取れてないのか、たくさん寝ても起きれなくなって行ってるのが悲しい。
ではまた15話(出せたら&重大なニュースがなければ)でお会いしましょう!
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