第02話 晴天の桜
今日は登校日。
結局寝ることは
「お〜はよっ!」
「おはよう…」
制服をビシッと決めている
「あれ?眠たそうだね…もしかして…課題…終わってなかった?」
「
「いや、終わってなきゃだめだろ…」
と冷静にツッコミしつつ、
ん?…いやまて、なんで当たり前のように僕の家の玄関にいるんだ?
「そんなことどうでもいいでしょ!」
「え?僕の心読まれてる?」
そんなこんなで僕は身支度を
「いやぁ〜昨日と比べて暖かいね!このぐらいの気温がやっぱちょうどいいね〜」
「…」
「今日クラス替え発表らしいよ!同じクラスになれるかな〜?」
「…」
「…」
「…」
「あのさ…やっぱ言っていい?」
そう言うと葵は僕の顔を指差して、
「なんで食パンを
「…いや、時間なかったしな…」
「そこはやっぱおにぎりでしょ」
「いやパンでもいいだろ。どんなこだわりだよ」
食パンを平らげた僕はそう言った。
「私は和食ですわ」
そうして、
この高校は
顔を見れば大体察しがつく。
ちなみに僕たちはというと、桜のように満開な笑顔で教室へと向かっていった。
教室へ入ると真っ先に
「お!
と、おそらく自分の席であろう場所で手をぶんぶんと振りながら、こっちだと合図を出している一人の
こいつは同級生の
「なんか関係ないことも話された気がするんだが…まあええやろ〜」
葵が僕の
その様子に気付いた幸介が、
「ん?……ちょっと…まて…宮﨑…いつの間に彼女が…!?」
「いや違うわ!」
変な
「こっちが葵で、こっちが幸介だ」
「よろしくお願いします」
「こっ…こちらこそ…」
なんかお見合いの場面みたいだが、実際は幸介のコミュ障が発動してるだけだ。
実はこいつ、見た目に反して割とコミュニケーションが苦手なのだ。
「
すごい。初対面の人にいきなり…流石コミュ力王・葵様である。
その一方で幸介はと言うと…あっ…だめかも知れない。
「おーい幸介〜大丈夫か〜?」
僕は気絶した幸介の眼の前で手をぶんぶんと振る。
すんでのところで意識を取り戻した幸介は
「は、はい!ぜひとも!!」
と大声で言った。
普通にびっくりした。
全校生徒の集会や、校長や担任の
ところで読者に聞きたい。全校集会や担任とか校長の挨拶を聞いた時なんでこんなに
眠くなるんだろう?
「それは”みや”が徹夜で寝なかったせいでしょ…」
「いや、そうなんだけど。そうなんだけどね?そういう問題じゃないんだよ(?)」
「じゃあどういう問題だよ」
葵とそんなしょうもないやり取りをしていたら
「宮﨑、葵、帰ろうぜ〜」
そう言ったのは幸介で、朝はあんなにもテンパってたのにもう仲良くなっていた。
「幸ちゃんお疲れ様〜、”みや”も早く準備して〜」
ただ、何故だろうか…幸介に友達ができたのは嬉しいし、喜ばしいはずなのに…
「”みや”〜?おーい?」
葵が下から
「ああすまん。ぼーっとしてた」
「やっぱり徹夜したからなんじゃない?今日は早く寝なよ〜?」
「そうするよ」
「ただでさえ常にぼーっとしてるんだから」
「おい最後のはいらないだろ〜」
「2人で何、いちゃいちゃしてんだ〜?はよ帰るぞ〜」
「「いちゃいちゃはしてない!!」」
僕と葵の
<あとがき>
小説をいつもありがとうございます。
作者こと
誰かさんに感化(?)されて始めてみました。
完全に初心者なので(文章書くのは読書感想文以来…)
読みにくい
週2~5投稿予定です。(ほぼその日の気分次第…)
次回作もお楽しみに!!
☆☆☆
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