第3話

 何の蟠りも二人には無いんだよと、云ってくれている様で……。


 ♪♪♪~……


「!?」



〝気にしてない

 花言葉ありがとう〟



 ……もう駄目だ。

 男前にして、可愛過ぎる……!


 君の尊さに又、キュンとしてしまう……


 矢っ張り、僕は…乙女男子なのかな?

 27…いいオトナ、なのに。


 ……うちへ、戻ろう。


 僕の愛しいストラディバリウスよりも、早く。


 クリスマスイヴイヴにかこつけての、二人だけのパーティー…

 もう少し、仕掛が欲しくなった。


 君だって、仕組まれるサプライズを悦しみにしながら…

 生真面目顔で、帰り道を急いでるに決まってる……。

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