第56話

 独りでイク、イヤラシイ姿を*」


「…あッ…あ……!


 ……『ノゾム……

 俺は…君の、ヴィオラ……


 俺を…

 毀して』ェッ……!」


「あ…アキラ……

 はあ…はあっ……!」


「『愛してる…ノゾム……


 俺を…

 犯して』ェッ…!?


 はあっ…『切なくて…こうせずには、居られないんだ』ァッ!

 あああっ!?」


「アキラ…!

 はあっ…あっあ!?」


「あァッ…堕ちるゥッ!?イクゥ―…ッ!!

 あああああ…ああァ―…ッ!!」


「アキラ―…ッ!!」


 ……何て事だ……


 強要された演技だった筈なのに…矢っ張り、イって仕舞った……。


 己は希望に、次第に飼い馴されているのか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る