「！」

　現在（いま）は楽器店に勤務しているという、希望…彼は哲に携帯端末を返却した後、哲に云った。

「さあ、次のミッションだ……

　そいつのバイブで呼び出されたら…僕の指示通りに動く事」

「!?」

　ヴヴヴヴヴ…

　…遂に、来て仕舞った。

「あﾞ…済みません！

　一寸、外します…！」

　哲は、受信メールを確認する―

〝JBMのトイレの個室で、僕にビデオコール。

　僕が電話に出たら、僕の事を想いながら、自分を慰めて＊〟

　…カチャリ。

「…う…」

　哲は、男子便所の一番奥に在る個室に入り、希望にビデオコールする―

「…ノゾム…」

「レス、早いね？いい子だ……

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい