第18話

「ケータイ…無いか(嘆息)」矢張、バッグの中身は改められていた―


財布ウォレットも、定期入れ(パスケース)も…こんな危険物 けなくても、SOSも脱走も出来ないじゃないか……!」


 哲は頭を抱え、その場に蹲った。


 駄目だ…俺は、監禁された。


 狡猾な女男おんなおとこに巧みにたばかられ、ソイツの狂気の檻に囚われて仕舞った。


 ああ…一体、何時いつから…何処で、過ちを……!


「~っ…!

 ゔう…う……!」

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