第5話

 改めて、宜しく?アキラ……」


「キ…ミは、一体…俺を、どう―

 あ゙ァッ!?」


 青年の頸に、衝撃が走った。


「……あ~あ(嘆息)。


 君が僕を認めてくれないから…

 結局、脅迫から始めるしか無いじゃん?」


「え゙ッ―

 な゙!?

 これ、何だ!?」


 頸をひねる、アキラ…

 その皮膚に触れる、冷たい金属……


「…首輪…?

 通電…してるのか!?」


 明らかに常軌を逸している、ノゾムの言動…

 最早恐怖しか覚えぬアキラの表情かおを認め、ノゾムはあでやかに笑い…アキラに答えた。


「それだけじゃ、ないよ…?

 見て……」


「えッ…?」

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