第8話

 ここから先の話は…

 楓と私で進める。


 後は一切、他言無用…

 立入禁止!」


「そんな!?」


 トンッ。


 桜は槇太郎に、軽く背中を押され―


「パパ―」


 ヴィン。


 通路側へと締め出されて仕舞った……。


「…お―

 きじ…ま、さん……」


 手術灯が点いた―


 桜は、両手を組み合わせ…


 彼女が愛する少年の、無事を祈るしか無かった……。

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