第47話

 『ちゃんと、見なさい』って(歎息)」


 帰宅した、祈―母は、男性一名の見合書類一式を、娘に示した。


「だって…

 いつも、似た様なヒトで…(汗)。


 まさか…

 鋭知さんが、そんな事してたなんて…(滝汗)」


 その表紙付写真の、眼鏡を掛けた青年は…紛れも無く、鋭知……


「あなた、大喜びすると、思ってたのよ(憮然)。


 あの子の事…

 大好きだったから」


「お母様…」


 釣書にも、幾許かの写真が、添えられている…


 白衣姿で仕事をする、鋭知の近影……


「…?」

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