第45話
「僕が退院する前に、Dr.(せんせい)が作って下さったんです…
街で知人とトラブルにならない様にと、考えて戴いて…」
「…似合ってる…
掛けてて?」
「うん…
祈さんも、似合ってますよ?
その着物…」
「ありがとう…」
「…切掛は、分かりません…
麻酔事故から、蘇った
僕のアタマは、以前よりも
大検から、医大に
それから…
僕は、少しずつ…
自分の力で、生きる輝きを感じられる様になって…
僕の世界を…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。