第6話

「キョーミないね。


 それより…

 どんな女なんだよ?そいつ」


「『どんな』って……


 そうねー…

 生命いのちが輝いてるコ、かな?」


「…は…

 何だよ?そりゃ(汗)。


 俺は、別に…

 金持ちとか、どうでもいいさ。


 俺なら、好きな女は…

 連れて行く」


「あらま…

 そうなんだー?


 へ~…

 意外とおとこ♪」


 笹目に揶揄からかわれて、鋭知が不貞腐れた時―看護師長が、彼に云った。


病衣それを脱いで、ストレッチャー《ここ》に横になって!?」


「へ~い…(苦笑)」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る