第64話

 天降先輩は……!」


 そう呟いて、を輝かせる理律夫……


 天降のピアノが、主題テーマを畳み掛けている……


「………」


 巫琴は―次第に冷めた表情かおになり…唇を噛んだ。


 言葉を失った彼女の胸裡で、増幅する負の感情……


 それは、理律夫への懺悔と―


 天降への憎悪であった……。



「ハハハハハ!?

 あのあと、予定してたトーク…

 司会アナ、エンディングテーマ前迄、全部すっ飛ばしちゃったな~?(苦笑)」


「そりゃ…

 和嶋さんのリアクションが、全然場を暖めてくれないから……(笑)。

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