第29話
ぼくは、もう…
チェロを、弾けない!!
医者(せんせい)なら、手術出来るよね!?
お願いだから!?」
「……御免よ……
それは…
無理なんだ……」
「!
…やだ…
やだよ、そんなの……!?
うわあああ…
あああああ―…ッ!!」
理律夫は、巫琴と共に、救急入院した。
彼の病室の外で、明良は医師に縋り付いて懇願したが、叶わず―絶望し、廊下に倒れて泣き叫び続け…そして―
ダンッ!
「明良!?
止めなさい!!」
ダン!ダン!ダン!
「明良ッ!!」
ダン!ダン!ダン!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。