第8話

 其処へ、不意に顔を出す、理律夫―


今日こんにちは!

 河原楽器です。


 作野様が御求めの品を、御持ち致しました」


「~兄さん…

 なんか、むず痒いよ…(困)。


 調律は、もう終わったの?」


「(笑)…うん」


 明良は、同僚達に断りを入れ、理律夫と一緒に中座する…


「店長…

 小父さんが、君の探してたチェロの弦、手に入ったからって―」


「マヂ!?


 親父さん、スゲー!!

 有難う!!!」


 理律夫あにの話を耳にするなり、明良おとうと煌々きらきらと輝き出す…

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