第20話

 だから、ミノちゃんの柔肌に、一目惚れだってェ…」


「…入れさせてやるよ?」


「ホント!?」


「~ぶっちゃけ…犯されてた頃、ダサイ落書きされちまってさ~?」


「あ~…

 黒ボールペンで刺された、『EAT』何ちゃらとか、何とか『HOLE』―」


「~黙れよ(怒)。


 刑務官クソクイども

 炊場とか風呂場で、指差して嘲笑いやがって!?(憤)


 だからさ…

 奴等が黙っちまう位の、刺青タトゥーを頼むぜ?」


「嬉しいねェ…?


 ミノちゃん、仮病使える?」


「任せろ」


「じゃ…今晩、医務室で……

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