第7話

 そんな彼の笑顔に、千聖は又、ドキドキさせられる……。


「そういえば、秋月くん…

 献血手帳の献血記録、凄いよね…?(汗)」


「そう…?

 フツーじゃない?」


「フツー、あんなに献血しないってば!?(汗)」


 千聖の言葉に、愁はドギマギする…


 明るい色合の柔らかな髪を、短く刈り上げた彼女は、彼にはとても好ましく映り―


「私も…献血デビュー、しようかな?」


「え…?」


 更に、その顔に可愛い微笑ほほえみが浮かぶ……


「秋月くんに、御願いされちゃったし♪」


「…冬木さん……(照)」


 トクン…トクン…トクン…

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