第21話
「可愛い
中古には見えないわ☆」
丸い
「僕も、そう思います…
高校、少し遠かったから…
助かりますね?」
「フフフ…
行ってらっしゃい♪」
玄関先で、優一が彼の養母と…
千歳は、二人の横を行き過ぎる。
「夜勤…行って来ます」
空かさず優一が、車の
「お兄ちゃんが病院迄、送ってやろうか?
通り道だし―」
「電車の定期、在るから…
「千歳!」
彼女の母の叱責―
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