第19話

 唯の照れ隠しだから…

 気にしないで?」


「はい……」



「おおッ?

 凄い御馳走だな…♪」


「優一くんが早速、腕を振るってくれたのよ?


 一寸だけ、味見させて貰ったんだけど…

 凄く美味しいの♪」


「そんな…

 未だ未だです…(照)」


 食堂ダイニングルームから聞こえて来る、優一と彼の養父母の、弾んだ会話…


 其処へ千歳が又、だるに現れる……


「ただいま…」


 彼女の無愛想な挨拶―


「御帰りなさい!

 千歳…」


 又、優一がいち早く、彼女に挨拶を返す…


「………」

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