　友達（ダチ）位には……」

「ええ…勿論…！

　こちらこそ…

　どうか、仲良くしてやって下さいね？

　僕、ここの担当なんで…

　これからも、よろしく！」

「ハハッ、商売上手だなー？

　そーゆートコも、好きだぜ♪

　それじゃ、俺の名刺と…写真な？」

「ありがとう……

　健さん…！」

　健は、件（くだん）の写真を数枚、純哉に分けてくれた。

　駐車場に停めた車の中で、純哉は改めて、其等（それら）を見返す……

「こんなだったんだ…(恥)」

　サイドミラーに映る、己の姿―

　ショートカットにした、黒い髪。

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