第34話

  だめなおとうさんを、しかってください。」

  すごくわるいことをしたんだと、わたしはきづきました。

 「おとうさん、ごめんなさい。

  わるいのは、あいだから。」

  おとうさんは、わたしをだきしめてくれました。

  だいすきな、おとうさん。

  ずっと、そばで、わらっていて。


 おきもと あい〟


 「父の日」前に書かれた、愛の作文。


 草司と触れ合う度に、愛の会話と、笑顔が増える…

 斯様な記憶と、想い出の形と共に……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る