第10話
バシッ!
「!?」
赤くなった片頬を押さえ、目を剥く悠庵…
ゆっくりと、挙げた手を下ろし―さえは、彼に背を向けて、凜とした口調で云った。
「…禁断症状が、鎮まる迄…
拘禁します」
「………」
さえの不意討ちに、呆然となったか―悠庵は嘘の様に、大人しくなった。
そして、間も無く―さえと、彼女の助手達によって―悠庵は、座敷牢に入れられる事となったのである……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。