第55話

 中高一貫校の東都音楽大学附属学校に於いて、狭き門である高等部編入試験に首位で合格し…

 更に、大学へ進学し…

 最終的には、超難関のJBM交響楽団で、一番で採用内定を貰うに至った……。


 名だたる楽団員として、安定した収入を得ながら、国内外を忙しく飛び回る…理想的で、充実した日々……。


 奏逸朗は、養家を出て独立し―真剣ほんきで花音に償う決意を固めた。


 だが、その想いは、最初はなから彼女に拒まれて仕舞った…


 更生保護会に突き返された、賠償金―

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