第13話

 そう…あれから……

 キサマにあしらわれて、転落した俺は…形成手術とリハビリの日々だった……


 キサマのオヤは、金だけは出してくれたよ?

 だから…うんと、キレイにして貰った…

 完治迄、約三年……


 高校は、留年した…

 大検に受かって退学したから、現役で進学出来たんだ……


 幸い…アタマだけは、やられなかったからな!?」


「…そんな…!?


 そんな事って…!?」


「フ…


 …『いい男』だっただろ?


 全ては今日からの、復讎の為さ!?」


 英智の指が、宇多子の頬に伸び―ぐっ、と爪を立てる。

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