第12話
「!?」
「誰がキサマなんかと!?
まだ、分からないのか!?」
英智が初めて、宇多子の方へ向き直った。
「フン…
俺の苗字を『エナイ』って読んでた、バカ女?
そうとも…?
俺は―
『サエナイ』男さ…!?」
「―!!」
サエナイ…エナイ……
〝
「うそッ…!?」
忘れてはいけない、記憶…突然の衝撃に動揺する宇多子に、英智は残酷な真実を告げる……
「…俺も、話してやる?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。