第2話 チュートリアル(の続き)
2回表、
「芝狗工0ー2ラビット」となっている。
相手は4番バッター
バットでボールの真芯を当てると、バットを振る速度がとても速いので、
ホームランを出せるだろうと言われている選手だ。
そこで、ダットン(ピッチャー)は打つタイミングを狂わせるために、
チェンジアップを投げた。
相手のバッターは対応できず、ボールは転がり、
これを
遊ゴロで1アウトになった。
次は、5番バッター
今度はダットン(ピッチャー)はホームランを打たれにくいと言われる
カーブを投げた。
これは、相手も対応してきたが、ボールを打ち上げてしまい、
因幡(セカンド)が対応して、内野フライとなり、2アウト。
続いて、6番バッター
サークルチェンジ、チェンジアップ、カーブ、カーブ、チェンジアップ
と、変化球揃いで投げていたが、相手が粘り、
3ボール2ストライクとフルカウント、
ここで、ダットン(ピッチャー)は速球のストレートを投げて...見逃し三振。
実は、チェンジアップ、カーブ、サークルチェンジは110km/h 代に対して
ストレートは140km/h を上回る速さなので、対応しきれなかったということだ。
これで、3アウト、2回表の攻撃が終わった。
次は2回裏、ラビット学園の攻撃だ。
8番バッター、
初球のストレートを見逃し、
タイミングを合わせて次の玉をふろうとしたら、
!!
ボールがバットの近くまで来た瞬間、逃げるようにボールが落ちた
フォークを投げたようだった。これは相手のサードが対応して、
1塁に投げられ、タッチアウト。
三ゴロとなり、1アウトだ。
9番バッター、ダットン... のはずだったが、
「9番、ダットン君に代わりまして、
どうやら、9番バッターが鳥羽選手に変わるらしい。
つまり、ピッチャーも次(3回表)からは鳥羽が投げるということだ。
ストレート、フォークときて、次も高めのボールだったが、
鳥羽はフォークと読んで、しっかり対応。
三遊間を抜けるヒットとなった。
そして、1番バッター、白戸
こちらは、初球のストレートを打ち、ファーストの頭上を超え、
2塁打となった。1アウト、二三塁。
またまたチャンスが来る。
2番バッター、因幡
さっきは送りバントを成功させた人だ。
今回は...と思ったら、また、バントをするような形でバットを持っていた。
一塁に走者はいないのに、どういうことだろう?
ここで、「守ります芝狗工業高等学校のピッチャー、
どうやら、相手ピッチャーに疲れが出てきたようで、
ここでピッチャー交代となるらしい。
相手は、初球、カーブで様子見。1ボール
その次の球で、相手はボールをストライクゾーンに入れようとし、
因幡もバンドの姿勢を取る。
しかし、相手ストレートが予想以上に速く、ボールを打ち上げてしまった。
ピッチャーがキャッチして2アウト。
調べてみると、スクイズ、というものをやりたかったようだ。
スクイズとは、ランナーが三塁にいるときにバッターがバントをし、
三塁ランナーがホームに帰れるようにすることらしい。
つまり、これではスクイズ失敗ということになるようだ。
次は3番バッター、尾形
ストレート、カーブ、スライダーと、2ストライク1ボールまで来たところで、
次は、ストレートっぽい速球を投げてきたので打とうとすると...
ボールの上部だけしかバットが当たらず、ゴロとなり、
ファーストが対応し、一ゴロで3アウト。
どうやら、相手が投げたのは高速シンカーというものだった。
高速シンカーとはシンカーよりはやや変化量や沈みも少なくなった分、
球速が早くなり、詰まらせやすい変化になっている玉だ。
これで、2回裏の攻撃は終了。
次は、3回表、芝狗工業の攻撃だ。ここで、相手に2点以上与えなければ、
ラビット学園の勝ちとなる。
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