第9話 火炎をぶち込んだんかい!

「ここは いったいどこだ」


「えっと こんにちは?」


「こ こんにちは?・・・お嬢さん


ここにいては危ない!魔物が・・・魔・・・」


いない?


ポカッ!「あっ痛っ! 何しやがる ユーリ!」


「何しやがるじゃないわよ!わたしはユーリ 神法師よ


でこっちが ヒーラーのルル でもって こいつらが


デクとボー」


「こいつらって 俺が剣士のデク」


「槍使いのボーです」


「あっどうも 小梅です で こちらが・・・」


・・・?


・・・? 見えてない?


「そうじゃの こ奴らには見えんじゃろ 神じゃからのー


認識さえできんじゃろ」


そうなんだ


「うっ神法師はこちらを睨んでおるな 何か感じ取るようじゃ 大したもんじゃ」


「あのー小梅さん 小梅さんはここで暮らしているの?」


「はっはっはっまさか こんな森の奥地で」ポカッ!「痛てっ!


イチイチ杖で殴るな!」ポカッ!「痛てっ!」


「ごめんなさいね 男共は脳筋で」


「こ奴らに敵意は無いようじゃし大丈夫だろ いざとなったら


始末してしまえばよい!」


よい!ッて 神 怖!


「家には入れぬなよ 文明が違いすぎて理解は 出来んじゃろうが


めんどいからのー」


「はい 暮らしています あなたがたは冒険者?ですか?」


「よくぞ 聞いてくれた あの装甲の刃!とは・・・?


知らない?」


・・・・・・  ・・・


・・・ポカーン?


ポカッ!「痛てっ!」「ごめんなさいね」☆ニコ☆


「装甲の刃の刃が役に立ってないでしょうが#」


「いや だってようあんな魔物初めて見たし・・・ごめんなさい」


さわがしいが 悪い人たちではないようだ


「装甲の刃さんたちは どうして森に?」


「そうね そこからね」「まずは 助けてくれて ありがとう」


「えっ!このお嬢ちゃんが」ポカッ!


「この柵の中は結界で守られてるでしょう?


こんなに凄い結界を見るのは初めてよ!」


「えっへん」☆ニコ☆ 嬉しそうだな神!


「それに結界に触れるまで 気が付かなかったし 認識阻害の神法師なんて


東のサテライト大国のエルフぐらいよ」


「そ そうか 助けてくれて ありがとう!」


「で森に来た理由は 半月前 物凄い火柱が立ったの」


あれかー あれですよねー わたしがやりましたとも


「エントールに残る古い文献には 人知を超えた 火柱の後に


ダンジョンが誕生したと記されているの」


「で わたしたちが先遣隊として調査にきたわけ」


いやいや神様 魔球と繋げるのに穴を掘ったと言ってましたよね



火炎をぶち込んだんかい!


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