第3話 なんでもありだな神様!

「ふーっ食った食った 其方そなたの料理の腕は大したものじゃのう」


うふふ♪ だてに一人暮らしして来てないですからね


しかし此処ここにある生活用品 日本のものと ほぼと言うより


そのままって感じだけど・・・どうなっているんだろう?


「マロン様 調理器具も調味料も日本で見ていた物のようなのですが?」


「わしが持ってきたからな こちらの世界は おぬしのおった世界ほど


発展しておらんのじゃ 魔物の肉を塩も胡椒こしょうもなく食べたくないじゃろ」


そりゃそうだけど・・・うん? 今魔物って?


「ただし この敷地外には持ち出すでないぞ ここは別世界の中の別世界


じゃからな」


なんでもありだよ神様!


「マロン様 つかぬ事をお聞きしますが・・・先ほど 魔物とおっしゃいましたか?」


「言ったな そもそも先ほど食べたではないか 魔物の肉・・・


旨かったな 生姜焼しょうがやききと言うのか」


神球には魔物がいるのか そういえば 神球の事 何も知らない


「そうそう明日から 食材の調達はそなたに任せるぞ!」


「まかせるぞって? どこでどうやって?」


さくの外にいくらでもおるじゃろ 先ほどからぴよぴよ鳴いておる」


あれは魔物だったのかい!


ピッピッ ピッピッ お風呂が沸きました!



なんでもありだな神様!


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