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第7話
相変わらずクラブというものは派手な雰囲気で
派手な男女に
耳をつんざく様なリズム
目眩のするような甘い香り
とりあえずバーカウンターに行こうとして1歩踏み出そうとすると、
周りにいた男達が静かにざわめき出した
「ナギさんだ……」
「俺、初めてみたんだけど。何あれやっべぇ…」
何がヤバイんだかイマイチ興味ないけれど、もうこの反応はいい加減飽きた
女たちからも羨望だか、嫉妬だかの視線を多数感じるし
そりゃあ蓮みたいなあんないい男のセフレなんて妬ましいものよね
でも貴女たちの中にもいるでしょ?
蓮に抱かれたことのある女
まぁあたしは別に蓮じゃなくてもいいんだけれど
たまたま関係を持つようになったのが蓮ってだけ
何も地位とかバックとか欲しくて関係を持ってるんじゃない
だって、今しか出来ないんだもの
こんなことーーーー…
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