2024年10月23日 20:56
7への応援コメント
コメント、失礼します。ななゆき様、連載お疲れさまでした。あたらよ文学賞ということで、「青」がテーマだったのですね。暗い水槽が徐々に明るく青く染まっていく過程、佳帆さんの寂しさへの決別と生きる意思を象徴しているようでとても素敵でした。佳帆さんが水族館にたどり着いた経緯、何だったのかなと考えてしまいます。現所現世と違う常世の世界、現実世界に戻るために海へ飛び込むラスト…ひょっとして佳帆さんは璃央ちゃんに会うために海に飛び込んだところから始まっていたのかな、などと想像してしまいました(的外れでしたらすいません…)。璃央ちゃんは「待っていた」と言っていたので、つかの間でも会いたいとは思っていたのでしょうけれど、佳帆さんが死んで自分と一緒にずっといるのはもちろん望んではおらず。交通事故による急な別れで言えずにいた「またいつか」をお互いが伝えることで、再びそれぞれの道へと踏み出すことができたのであれば、それは本当によかったなあと。長文申し訳ありません。私も最近大切な人を失ったので、明日へとつながるラストに救われる思いでした。素晴らしい作品を有難うございました。
作者からの返信
諏訪野 滋 さんコメントありがとうございます。おっしゃる通り、今回のテーマは「青」で、海の色や空の色といったところから連想しお話を広げていきました。佳帆が水族館に迷い込んだ理由も考えてはいたのですが、そこは読まれた方のそれぞれの想像に任せようかと思っていましたので、おっしゃっていただいたことも決して的外れではありません。それも、ひとつの可能性として十分にあり得ると思います。人はいつか別れて離れ離れになって、最後は必ず一人になります。時には突然の別れになってしまうこともあり、それは辛く、重たい影を落とし、受け入れるのにも長い時間がかかります(もしくは受け入れられないことだってあります)。それでも、少しでも前を向く希望が持てたら、という思いで執筆しました。人の死は軽々しく扱うものではなく、どう書くべきか悩むことも多々ありました。それでも、大切な人を亡くされた方に「救われた」と言っていただけたことで、私も「書いてよかった」と安心しております。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
2024年10月22日 21:54
ななゆき様連載、お疲れさまでした。人ではないですが、今は亡き愛犬との別れのときを思い出し、置き換えて読みました。水族館から、海へ。象徴するようなラストでしたね。光に包まれたような気持ちで、読了しました。ありがとうございました。
西奈りゆ さん応援コメントありがとうございます。いつかきっと、また会える。少しでも、そんな希望の光を感じていただけたのであれば嬉しいです。こちらこそ、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
7への応援コメント
コメント、失礼します。
ななゆき様、連載お疲れさまでした。あたらよ文学賞ということで、「青」がテーマだったのですね。暗い水槽が徐々に明るく青く染まっていく過程、佳帆さんの寂しさへの決別と生きる意思を象徴しているようでとても素敵でした。
佳帆さんが水族館にたどり着いた経緯、何だったのかなと考えてしまいます。現所現世と違う常世の世界、現実世界に戻るために海へ飛び込むラスト…ひょっとして佳帆さんは璃央ちゃんに会うために海に飛び込んだところから始まっていたのかな、などと想像してしまいました(的外れでしたらすいません…)。
璃央ちゃんは「待っていた」と言っていたので、つかの間でも会いたいとは思っていたのでしょうけれど、佳帆さんが死んで自分と一緒にずっといるのはもちろん望んではおらず。交通事故による急な別れで言えずにいた「またいつか」をお互いが伝えることで、再びそれぞれの道へと踏み出すことができたのであれば、それは本当によかったなあと。
長文申し訳ありません。私も最近大切な人を失ったので、明日へとつながるラストに救われる思いでした。素晴らしい作品を有難うございました。
作者からの返信
諏訪野 滋 さん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、今回のテーマは「青」で、海の色や空の色といったところから連想しお話を広げていきました。
佳帆が水族館に迷い込んだ理由も考えてはいたのですが、そこは読まれた方のそれぞれの想像に任せようかと思っていましたので、おっしゃっていただいたことも決して的外れではありません。それも、ひとつの可能性として十分にあり得ると思います。
人はいつか別れて離れ離れになって、最後は必ず一人になります。時には突然の別れになってしまうこともあり、それは辛く、重たい影を落とし、受け入れるのにも長い時間がかかります(もしくは受け入れられないことだってあります)。それでも、少しでも前を向く希望が持てたら、という思いで執筆しました。
人の死は軽々しく扱うものではなく、どう書くべきか悩むことも多々ありました。それでも、大切な人を亡くされた方に「救われた」と言っていただけたことで、私も「書いてよかった」と安心しております。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。