ピンクの乳首

話をしているが、今俺の目線は紫乃の胸元にある。先輩との胸囲格差のために紫乃の来ている地雷服は


 今胸元ががばがばになってさっきからブラジャーが見えている。しかもスポブラではない。

 若干透けて

 見えていた。


 それより大事なのはブラより大事な



 乳首が見えそうだ。


 水愛先輩のブラジャーを借りたのか。資料に使うなら胸がないと服に違和感が出てしまうから仕方ないかもしれないが、俺にとってもはやノーブラと一緒である。


 見えそうでさっきから見えない。


 俺の返事も胸元を見すぎてちゃんとできていなかったったらしい。


「金彦、エッチな絵はただパンツを見せればいいってもんじゃないのよ。ブラだけでもない。聞いてる?」

「聞いてるぞ」


「ほんとに聞いてるかしら、私はそうとは思えないんだけど」

 紫乃が俺に近寄ったことでおっぱいの先っぽが…見えた!



 ピンクの乳首がよく見える。



 嬉しすぎて少し今紫乃が俺がどこを見ているか気づいてしまった。


「話聞いてる、ん…下に何かある?」


 ここで俺が取れる選択肢は二つ。一つはもはや乳首を限界まで見るか。二つ目は誤魔化すか。どっちでもいいが多分乳首を見られたことを知るほうが紫乃の方にダメージが多きい。


 おそらく紫乃はおっぱいの大きさを気にしている。

 覚悟をもって紫乃の胸に手をあてた。柔らかさを確認する前に反射的に紫乃の体が動く。


「きゃっ、どこ触ってんのよ、ばか!」

 ぱんっ。ぱんっ。


 俺はいきなり紫乃の胸を触った変態になってしまった。


「これには訳があるんだ」

「いきなり私の胸を触ることになんの理由があるのよ。変態だわ。しかもこれ水愛の服よ、私のじゃないんだから」


 いつも私にすればいいじゃないとか最近言われていたがそんなわけなかった。いきなりおっぱいを触るのは許されなかった。


「せめて、制服の時にしなさい。それならいいわ」

「つい、触りたくなっちゃって」

「金彦、絶対に水愛にやったら許さないわ」


 めちゃくちゃ真剣に言われたのでうなずいておく。

 言われるまでもなく水愛の胸をそんな勝手に俺は触るほどあほではない。これまでのは、全部事故である。


 自分から触りに行ったのは今回が初めてだ。覗きに行ったことはあったが、あれも事故である?まあ、まあまあ。現実はどっちでもいいのだ。俺が悪い。


 紫乃は多分どうにかなる。


「丸山君、そろそろいいだろか。仲良くしてるとこ悪いんだが」

「紫乃とこれで付き合ってないってなんなの?どんな関係なの?ふふっふふ」

「あーおわった。大丈夫です。どんとこい!」


 終わった。少なくとも今心愛先輩からの好感度は地に落ちた。

 心愛先輩からすれば勝手に妹の服を触り、後輩の胸をもんだ一度に二人触った変態である。

 視線がなんか氷ついている。


「さあ、最後よ。立ちなさい金彦。」

「水愛、私たちにくるわよね」

「じゃあ行くよ、カメラの準備してね」


 俺は立つように言われた。紫乃は椅子を持ってきて椅子の上に立った。姉妹二人がそろって俺の元にやってきた姉妹は片手を握って俺に近寄ってくる。めっちゃ近い。そして。せーの。


「心愛と水愛、どっちにするの?」

「両方でお願い。します。」

「先輩、とってもいいわ。最高よ」


 紫乃はめちゃくちゃ取っている。この姉妹最高である。身長差があって若干心愛先輩が水愛に寄せているところが非常に萌える。この組み合わせ可愛すぎる。


 俺に言っているわけではないが、ここに俺にとってのハーレムは完成した。

 姉妹でやることになんの遠慮も持っていないとこが非常に良い。


「ありがとう、もういいわよ」


 至福の時間は終わってしまった。ささっと二人は離れていった。


「はい、まずは心愛先輩から見てください」


 紫乃はスマホを渡した。どうなってるのかと二人そろってスマホを覗きこんでいる。早く見たいが見れないので暇してると紫乃が小声で言ってきた。


「三人で誰が一番かわいかったかしら」


 三人ともみんなよかったのだが。甲乙つけがたい。紫乃が俺をよく見ていることに気づいた、危ない。この一言が試されていた。


 正直全員良かったが求められている答えは違うだろう、先輩に聞かれない様に俺の近くに抱き寄せて耳元にささやいた。


「紫乃が、一番よかったぞ」

「そうね、金彦。よくわかってるわ」


 紫乃はなんだかうれしそうというかホットしていた。俺が紫乃の名前をだして喜ぶとか自意識過剰であった。答えは正解っぽいので問題なし。


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モチベ上がりますのでよろしくお願いします。

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