第5話 やりたいこと
さて、今日は何して時間を潰そうか。確か午後には母がお見舞いに来てくれることだというのでそれまでの間どうしたもんか。
「退院したらやりたいことリストを作るか」
実は一つ目が覚めてから気づいたことがある。それはこの世界が貞操が逆転していることだった。それに気づいたきっかけは暇なものなのでテレビを見ていたら男性が一人も居なかった。例えば個人的に好きな高橋◯生が居なかった。それがわかった途端すぐスマホで今置かれている世界の問題が
『男性が生まれてくる確率がソシャゲのキャラの排出率くらい低下していること』だった。その記事を見た途端俺はあることを思いついた。俺はラノベが好きなのでこの展開はご褒美に近い存在だったのである。そこで俺はこの病院から退院したらしたいことが決まっていた
「・配信者になること」
これはまぁテンプレ的にも逃せない大事なことで世間ではbTuberなるアバターを介して配信する人と実際に顔を出して配信する者の二通りがあるのだが俺は当然後者の顔出し一択だ。
「・料理をすること」
コレに関しては前世では一人暮らししていたのである程度料理ができるので、せっかくならこの世界でも料理してウハウハされたいのでこれは欠かせない。
あとなんか流れに乗って生活していきたいと思っている。
「ふむぅ」
母が見舞い来るまであと二時間は切った。先程考えていた配信者になる件だが機材を調達するためには膨大なお金が必要になってくるのだがそれに関しては誰かからお金を借りればなんとかなるやろ。
残り一時間となった。母が来るまで歌ってみたを聞いて時間を潰すとしましょうか。
「歌ってみた。やってみてもワンちゃんあり」と内心思いつつ時間を潰すのであった
最近kanari◯さんあついな
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