「短歌の秋」第2弾の選者・宇野なずき氏について、まとめてみました

滝口アルファ

「短歌の秋」第2弾の選者・宇野なずき氏について、まとめてみました

10月の「短歌の秋」第2弾の

選者・宇野なずき氏について、

ネットで調べて、まとめてみました。


宇野なずき氏は、

インターネットで活躍する

覆面歌人のようです。

Xのフォロワーは1万8千人。

歌人としては、

かなり多い方でしょう。


1989年兵庫県生まれ。

大阪府在住。

性別不詳。


2014年から短歌を作り始めて、

現在まで6冊ほど(電子書籍も含めて)の

歌集を出版しているようです。


ここで、

宇野なずき氏の

代表作の短歌の中から、

3首を選んでみました。


僕だけがインターネットの亡霊で他のみんなは居酒屋にいる


くノ一と一夜をともにしたはずが俺の隣に転がる丸太


人類の祈りはすべて神様の迷惑メールフォルダに届く


1首目。

現代の孤独感をユーモラスに表現しています。

2首目。

くノ一つまり女性忍者と逢瀬したはずが

現実の主人公の隣にあるのは丸太。

ずば抜けた発想力と結句の意外性の面白さ。

3首目。

人類の祈りへのシニカルな視線が際立っています。


以上の

3首から想像すると、

宇野なずき氏は、

どちらかというと、

先鋭的で虚無的な歌風の歌人と推察されます。


さて、

ここまで、

おおざっぱですが、

宇野なずき氏について、

まとめてみました。

この拙文が

皆様のお役に立ちましたら、

幸いです。


なお、

10月の「短歌の秋」の題は「光」。

(私も応募予定です)。





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