VANISH!
浮島龍美
作品用語集①
【作中に登場する機械】
作品のタイトルにもなっている機械であり、主人公達が所属する「アルバース財団」と敵対する組織「帝国機関」と「インセルレボリューション」が所有している。日本語訳すると、「消える、薄れる」。
対象者の存在を消し、最初からこの世界に存在しなかった事にする事が出来る機械。
『ドラえもん』に登場するどくさいスイッチのような機能を持っている。
見た目はキーホルダーライトのような小型サイズであり、USBに似ており、「メインブラック」に登場するニューライザーにも似ている。
『ドラえもん』に登場する「どくさいスイッチ」と違うのは消去する対象者が人間のみとなっている。派生系として「消人器」が開発される。
共通点。
・対象者の存在を消し、最初からこの世界に存在しなかった事にする事が出来る。
・対象者が消えた後は、対象者のいた立場が別の人物に入れ替わる。
・なおどくさいスイッチ同様、元に戻すことが出来るが、それより戻す方法が難しい。
相違点
・消去する対象者が人間のみとなっている。
人間以外の生物だと生態系が崩壊する恐れがあるので、人間のみ消去できるように開発される。
・機械の構造が違う。
対象者に光を当て、小人のように小さくして機会の中に閉じ込める。
閉じ込めらている間は白い空間の中にいるとされている。
機械が壊されると、消された人もろとも死んでしまうため、元に戻せない。
タイムマシーン
主にアルバース財団と帝国機関が所有している。
タイムマシーンは主に白い楕円形の形をした機体であり、客席だけではなく、更衣室やシャワー室も存在する。
大型のタイムマシーンは主に潜入捜査の時に使用される。大型タイムマシーンの定員は20人ほど。小型は定員が5人のみと無人のタイムマシーンが存在する。
大型・小型どちらも家などに改造する事が可能であり、主に過去の時代に合わせた家に改造する事が多い。
改造した家は潜入捜査をする捜査員の住居となる。
無人のタイムマシーンは主に近代以前や未来、人類誕生以前にへ調査する際に使用される事が多い。
タイムマシーンに乗るには様々な規約や年齢制限があり、※例外を除き、15歳以上65歳以下である事、天然痘といった感染症のワクチンを打っている事、過去の出来事に対して知識が無いと乗ることが出来ない。
未来に関しては予測が出来ないので、過去のように潜入捜査を行っていない。
(一応、ドローンで未来を捜査することがあるらしい。)
※例外と言うのは15歳未満の子供や65歳以上の高齢者が間違えて過去に迷い込んだ場合、緊急用のタイムマシーンを利用する事ができる。
【組織・団体】
TRP財団
金城拓也や宗像沙夜などが所属する団体であり、名称はTime spece(時空)、Research(調査)、Protect(保護)の頭文字から取っている。正式名称は日本語に訳すと「時空調査保護財団」であり、あのSCP財団から着想を得ている。1958年に設立。
前身組織は「
主にタイムマシーンの開発、歴史改変やタイムパラドックス、といった時空犯罪を取り締まるタイムパトロール的な役割を持っており、過去に間違えてタイムスリップして来た人達を救助している。
東京にある併設型の中・高・大一貫校。2016年では主人公兼村未来やケイティー・メリア・カナハモクらが通っている学校。1916年には既にあった学校であり、「
サガリバナ学園大学・大学院
関西にある学園都市にある私立の総合大学。知花蓮や波平翼が通っている。
帝国機関
TRP財団と敵対する組織であり、防衛省の外部組織である。陸上幕僚監部運用支援・情報部別班(通称「
1926年12月31日に陸軍軍人
ただ、1926年12月31日に設立された事と陸軍によって設立された事だけは確実である。1946年に一旦解散となり、1950年代に逆コースとして帝国機関が再び設立される。アルバース財団からタイムマシーンを盗んだ。
1916年の沖縄では沖縄に帝国大学を作る為に、自分達に都合の悪い存在の人物を消していった。
彼らの目的は自分達にとって都合いい歴史を作る事であり、「歴史修正主義」の思想を持っている。
アメリカ南部にある会社。
自らを「不本意の禁欲主義者」と名乗る所謂「インセル」の人が4chan(英語圏向けの2ch)のインセル掲示板をきっかけに設立。
主にインセルと呼ばれる男性達が所属しており、銃やロボットなどの制作をしている。しかし、女性蔑視、人種差別的な言説が目立つ白人至上主義な組織である。
そのため社員に女性や有色人種、ユダヤ人はいない。
社員は銃規制に反対の立場のものが多く、共和党支持者が多い。何故か帝国機関と協力しており、1916年の沖縄ではVANISHを提供している。
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