第8話
「良いね、お嬢ちゃん。このレベルなら、発育不良でも、オヤジにヤラせたら10万は払うぜ」
両サイドから私の腕を押さえつける男と別に、馬乗りになって覆い被さる男が勝ち誇った顔で私を見下す。
そうしてられるのも今のうちだと嘯いて、私は時を待った。
「お高くとまってんじゃねえよ。生意気してっから、恨みを飼うんだ。自業自得と思え、ガキ。ほら脚開けって」
襟元のリボンをといて脇に投げ、ブラウスの第二ボタンの当たりを鷲掴み、ボタンごと引き千切る。
「写真撮れ、後、動画も。売れるんじゃね? 本当、写真で見たの通り、顔は良いぜ。発育不良でも」
(口にドライバー突っ込んで、頭のネジを緩めて、減らず口叩けない様にしてやろうか?)
頭にきても、脳震盪でグロッキー(ふらふら)。
別にこの状況に何の危機感なんてない。
恐怖もだ。
馬乗りの男が、私のカラダを好き勝手していく。
力が入らず、だらんと伸ばしていた足を強引に押し開いて、太ももを内側から撫で舌を這わす。
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