第2話 ウーパールーパー先生に学ぶ
ウーパールーパーと唐揚げを結びつけてしまうわたしはどうかしている。別にふざけているわけではなく、世間にはウーパールーパーの唐揚げというものがあって食べたことはないが白身魚のような味がするという。でもグロテスクなんだよと、食べるメリット1個もねえわと、美食家たちにいい置いておく。
さて今日語りたいのは唐揚げの話ではなくお勉強動画の話。今回標的となる生物は高1の1年間と大学で取った分子生物学とかいくつかの講義のみでしかやっておらず、赤点まみれだったことから分かるように(そんなん知らんわ!)知識は浅薄だ。
まあ、いわれればなんとなく分かるという程度の理解度で、即座に用語が頭に出てくるわけではないし、説明せよといわれても説明できない。その程度で科学を書こうとしているのか、と問われれば「はい、そうです。無謀です」と答えるしかない。
とりあえずブルーバックスの大人のための生物学の教科書を買ってきたが頭が痛くなったのでYouTube先生に頼ることにした。1番分かりやすいものをと選んだのがウーパールーパー先生だった。
可愛いピンクのウーパールーパー(ウパくんというらしい)が出てきて高校生物を初心者向けに分かりやすく解説してくれている。
ほう、分かりやすい! こんな面白ければ生物選択しとくんだったよと。物理よりよっぽど執筆の役に立ったわ、なんて後悔も含めつつ楽しく学習している。
しかしアレだね。理解が進んできて俯瞰して見られるようになったから気づいたんだけど、SF作品には細かな用語ってほぼほぼ必要ないんだねと。作中にカルビンベンソン回路なんて必要ないし、RNAの転写とか説明するシーンが登場すれば読者が離れるのは必至だ。
作品には概念は必要だけれど、詳細は必要ない。理解したすべてを作品に出し切るわけじゃない。でも作者が理解して書くということは何より大事なこと。しっかり理解した上で分かりやすい言葉に変換して容易に書くこと。知識を知ってる、持ってるということ。海に浮いてる氷山の底部分みたいなものかな。ごめん、うまく説明できないけど、でもいいたいこと分かるよね。
真面目に勉強してこなかったことを今になって後悔しています。高校生のみなさん、勉強は実社会で役に立ちますよ。
今週は書かずにお勉強だから明日は執筆する上での課題について検証していきます。まあ、日々進んでるよね。わたしもみんなも。頑張ろうね。
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