第7話 ホラーへの耐性

 私は、幼い頃からホラーが好きだ。

いろいろ好んで見てきたのだけど、大人になってから、子供の時に怖かった映画を改めて見てみたら、昔より怖い、を感じられなかったということ。

 衝撃でした!

いや、なんで?

怖くないわけではないのだけれど、明らかに怖さが減っている。

私は、何だか寂しさを感じた。

昔は、ものすっごく怖かったのに。

色々な事に耐性が出来たからなんだろうな…

大人になるってこういうことか…と。

 しかし、幼い頃よりもストーリーがよくわかるようになって、登場人物たちの人と成りが理解出来るようになり、幼い頃とは違う部分に怖さを感じたりした。

怪異側にもそうなる背景があり、かわいそうな生い立ちがあって、そりゃ、世の中を恨みたくなるよねー。と。

人間って怖いなーって。

人を怪異にしてしまう出来事が起きてしまうことにも、その出来事きっかけで命を落として怪異になってしまう人の念の強さにも。

つくづく人間って、業の深い生き物だなって。



そう、1番怖いのは人間ですよね。




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夏目漱石の呪い? さが あさひ @asahi-saga

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