第3話 積極的に攻めてくる倉片さん
脳がピリピリとして自動的に思考を停止させた。こんなふうに
今もなお、
動作もなにもない、ただ重ね合わせるだけ。
舌を入れようとすると、倉片さんは
「なぜ
「びっくりしちゃっただけ。そ、その……続きならシャワーで」
赤面し、
彼女に
シャワーレバーを
しかし、さっきはなぜキスをしてくれたんだろう。――いや、どのみちする行為ではあるけど、はじめてである倉片さんからしてくれるなんて本当に信じられなかった。
サービスの
相変わらずバスタオル姿の倉片さんは、まずは俺の体を洗ってくれた。その小さな右手を
それだけなのにエロいと感じてしまった。“
「――っ」
「キョウくん、
事実、俺は触られるだけで感じてしまうタイプだ。女の子限定で。
というか、倉片さんの指使いがエロすぎると言った方が正しいか。はじめてにしては中々素晴らしい指加減だ。
それから体を洗い終えたものの、肝心な部分が
「倉片さん、俺の“
「…………だ、だってぇ」
目をぐるぐる回しながら困惑する倉片さん。だが、どちらにせよオープンにしなければならんのだ。
俺は立ち上がり、彼女の前に
倉片さんは俺を前にしてカチコチに固まった。
「さあ、ここも頼むよ」
「こ、これが男の人の……」
困惑しながらも、その存在を認めた。ついに第一歩を踏んだ。
けれど俺はどちらかと言うと
彼女は今、腰を抜かすようにぺたんと座り、俺の
あと少し動けば口に当たるような位置で
「倉片さん、そのまま口でしてくれないか」
「え~…、いいけどぉ」
「いいのかよ」
やはりというか、なんというかノリは本当に良いな。高校時代も俺に話しかけてくれたり、放課後に付き合ってくれたりしたことも何度かあった。友達のような感覚ではあったけど楽しかったなぁ。
――って、思い出に
気づけば下半身にこの世のものとは思えない感触が伝わっていた。不意打ちだったゆえ、俺は一瞬で暴走モードに突入。暴発してしまった。
「――――んっ」
あー…なんてことだ。倉片さんは俺の
が、しかし、俺はそれでもかまわない。今は幸福度400%で満たされているからだ。
次は俺の番だ。倉片さんの
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